【ダイパリメイクシングル】キノガッサの対策を考える
最近特にキノガッサを見かけるのと、どのパーティを使うにせよ対策必須なのでしっかり考えることに。
まずはよく見かけた構成から書いてみます。尚使用率などのデータが公式で無いので偏ってるかもしれませんが悪しからず。
襷型
マッハパンチ タネマシンガン 岩石封じ キノコの胞子
意地っ張り AS252
特性テクニシャン
これがベターな印象。
そしてもう1つの型についても紹介。
身代わり キノコの胞子 タネマシンガン 気合パンチ
陽気 S252 H156 D100
特性ポイズンヒール
正直調整が分からないですが、テンプレとして扱われてる奴をそのまま乗っけました。
一応わからない人向けにこのポイズンヒール型をざっくりと説明すると、キノコの胞子で自分より遅い相手を上から眠らせ、寝てる間に身代わりを張り、気合パンチでこちらのポケモンを倒す、みたいな流れを取るポケモンです。
ローキックや岩石封じで自分より速い相手も起点にしてくるので要注意。
ローキック、岩石封じ以外だと、ビルドアップややどりぎの種を入れている場合もあります。
身代わりとキノコの胞子だけは確定で入ってます。
ではこれらのキノガッサの処理についてちょっと纏めてみました。
①ラムのみ持ちでキノコの胞子を透かす
襷型は初手に出やすい事を利用し、キノガッサより速く初手性能が高めなポケモンにラムのみを持たせ、キノコの胞子を透かして上から2回殴って倒す方法です。
一応キノガッサのS実数値を書いておくと、意地だと122、陽気だと134です。
準速ギャラドス(81族以下)だと陽気個体を相手にする場合眠らされるので注意。
ガブリアス自体が高い初手性能に加え、ガブリアスが呼びやすい鬼火持ちの火水ロトムやカバルドンなどの欠伸からの展開構築にもラムのみが有効に働きます。
キノガッサを対面から起点にしたい場合はダブルチョップでも入れてください。
1体に対策を任せてしまうので、初手にキノガッサが出なかったときの事や、交代読みでキノガッサに苦手なポケモンとキノガッサを対面されたときがやや面倒です。
ステルスロックなどで襷を潰せるポケモンや連続技でキノガッサを倒せるポケモンと一緒に編成するのが良いのかなと思います。
②キノコの胞子を常に無効化出来るポケモンを入れる
草タイプ、特性で無効化出来るポケモン、根性火炎玉やポイズンヒールどくどくだま持ちが該当します。
マリルリは草食、エーフィはマジックガード、ヘラクロスは根性火炎玉、グライオンはポイズンヒールどくどくだまです。
龍にも強く霰で襷も誤魔化せるノオー、キノガッサのメインウェポンを半減出来つつ連続技で倒せるヘラクロス、耐久力があり回復ソースを持つグライオンがまだ扱いやすいのでは無いでしょうか。
キノガッサには確かに強めではあるものも、変則的かつかなり露骨なのでキノガッサを呼びにくい上に選出を読まれやすかったり、キノガッサ以外のポケモンに薄くなってしまう可能性があったりするのが微妙です。
③挑発、身代わりでキノコの胞子を透かす
キノガッサより速いポケモンで挑発とか身代わりを押すだけです。
身代わりを採用する場合、キノガッサは初手で岩石封じから入るケースも普通にあるので、出来れば岩半減出来るポケモンでやりたいところ。
④連続技で倒す
マンムーとパルシェンはつららばり、ヘラクロスはミサイルばり、ガブリアスはダブルチョップ
マンムーはS80族、パルシェンはS70族、ヘラクロスはS85族なので準速にするか否かは少し考えた方が良い気はします。
鉢巻とか球を持たせないと倒せない場合があるのが微妙。
⑤猫だましやステルスロックで襷を潰す
対面のキノガッサなら猫だまし、後発のキノガッサならステルスロックで襷を削り、裏で倒す方法です。
ステルスロックはステルスロック撒きのポケモンがキノガッサに弱いところ、猫だましは覚えるポケモンがかなり少ない分警戒されやすいのが微妙。
素でキノガッサに強く出れてステルスロックを採用できるマンムー、猫+炎技でキノガッサを倒せるゴウカザルがマシな部類かもしれません。
ゴウカザルは多芸な分猫も読まれにくそうです。
取り合えず自分が調べたり考えた中だと以上になります。
対面で処理したいならラムや身代わり持ちや猫だまし持ちやマンムーとか鉢巻ガブリアスの編成、受け出ししたいならグライオンやフシギバナやヘラクロスが悪くは無いんじゃないかと思います。